私たちはロープ業界のより良い未来のために活動します
建設業におけるロープ業界はようやく成長期に差し掛かっています。
古くはボウスンチェアー、ぼうしんちゃんと呼んだり、従来のブランコ工法も10年前頃から減り始めそのまま衰退するかに見えましたが、
近年、欧米から参入したロープアクセスはその安全性と高い技術力で少しづつ認知度を高めつつあり、
建物修繕工事や土木インフラの点検業務などで運用が拡大されてきました。
2016年のロープ高所作業特別教育の施行も追い風となり、業界としてようやく普及拡大の兆しを見ることとなりました。
施工会社の技術向上は年々高まり、レスキュー技術もスタンダード化されつつあります。
海外ではメジャーな工法として社会的にも認知度、信頼度共にあり、比べて国内はまだ発展途上と言えます。
当協会はロープ事業者の意見をまとめ、課題を洗い出し、それを解決すると共に、技能講習化や労働災害防止のガイドラインを広め、
業界を代表して国や行政に提言、意見交換、政策協議を行い、社会的に健全なロープ業界を創ることを使命目的としています。
現在ロープ高所作業は、建築、土木、清掃、設備、看板、風力、樹木、消防レスキューなど、あらゆる分野で運用されています。
当協会は建設業を中心に各分野のロープ団体を連携を取り、これから従事する方の道案内をする事、そして確かな技術と安全を伝える特別教育を開催します。
これから成長するロープ業界のより良い未来のために、今我々が仲間と共にその礎を築き、
建設業の人手不足や3Kと呼ばれるそのイメージを払拭し、
新しいカルチャーを提唱し、夢と希望にあふれた業界を創ります。